20150831_#069

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分裂・分党に確実になっていくようです。

私もよく知る人の多い維新の党がまた分裂の危機だそうです。
ただ、橋下徹氏・松井一郎両氏離党とのことで、不思議に思った方も多いのではないでしょうか?
というのも、二人は”維新”のいわば「創業者」
その創業者が党を離れるというのはどういうことなのでしょうか。
また、党を割るつもりはないとのことでしたが、離党翌日には新党結成の話が出ましたので、さらに不可思議?と疑問を持つ方も多いのではないかと思います。
これまで少なからずお付き合いをしてきた方々ですし、いまだに成そうとしていることには大賛成ですので、その事を含めて考えてみます。

そもそもは「是々非々・現実路線を貫こう」ということだと思います。
すなわち野党の立場、反対路線ではやっていけないというのが根本的なところでしょう。

今回は表面上は柿沢未途幹事長の山形市長選挙の対応から始まっています。
しかし、この件で幹事長職辞任を求めたり辞任しないなら自分たちが離党するというのはこれはいかにも行き過ぎの感があります。

もともと松野頼久代表も柿沢幹事長も路線は「野党」です。
安保法案に対しても是々非々ではなく”大阪”から法案を出せと言わるから出すけれども基本的には民主党とともに反対・欠席・強行採決の演出をしたいという思考回路でしょう。
これに対して安保法案だけではなく政権の認められるところは是、ダメなところは非とする是々非々路線、”大阪”はこれで行かざるを得ないわけです。
(ちなみに政治において是々非々は言うは易し行うは難しです。マスメディアは与野党の明確化・賛否のわかりやすさばかり求めますから評価もほとんどされません。)

なぜならば、大阪都構想を含めて大阪の改革を進るためには、政権との現実的な関係が求められます。そこには貸し借り”勘定”すらあるかもしれません。
”大阪”は安倍総理に協力して貰いたい、一方で安倍総理側もまとまった議員数がいる”大阪系”の協力は欲しい。
こうしたことから、野党路線である現執行部の人達とは別れなければ仕方がないということで、今回の分裂、そして恐らく分党に発展する事態となるでしょう。

昨年6月、同じように当時の日本維新の会が分かれて維新の党と次世代の党となりました。その時も状況はほとんど同じでした。

当時、私はこう主張していました。
「結いの党と一緒になるのは会派の統一から始めれば良い。政党と政党が一緒になるのは相当のハレーションが起こる。会派統一から始めれば、政策議論を経てやがて党を一緒にすることもできるかもしれないし、何よりも会派が一緒になれば、野党最大会派の民主党は間違いなく分裂するだろう。」

一般の方には政党と会派の違いがわかりづらいかもしれませんが、国会での活動グループは政党だけでなく、政党を含めるより緩やかな会派単位で動きます。

「会派で結いの党と日本維新の会が統一できれば、民主党会派の人数を上回り、そうすれば民主党会派は野党最大会派でなくなることでアイデンティティを失って左派系と保守系に分裂するかもしれない。
その時に第三極作りや本当に価値観を共有する野党が作れる可能性が出る」と主張していたのですが、当時は一気に結いの党との合併に舵が切られました。

今回は、1年経って”大阪”はこうしたことに気づいたとも言えるかもしれませんし、結果としてはもともとの是々非々路線に立ち戻ったとも言えるかもしれません。

これから先、維新の党は分裂・分党に入っていき、どちらに議員数が多い少ないの奪いあいがあって、参議院選挙に臨むと思われます。


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