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どうする⁉ 安全保障法制
~“放置国家”のままか、「法治国家」にするのか

もっと建設的な論戦ができないものかとつくづく思います。国会での安全保障法制についてです。5月26日に衆議院で審議入りして以来、既に3ヶ月に及ぶ不毛の議論に絶望感すら感じます。
国政に携わる者として、与野党の全議員は、最低限、以下の二つを共有するべきでしょう。一つは、日本が置かれた国際環境の厳しさについて。もう一つは、ルールが決まっていない事態への法整備の必要性についてです。 前者は、極めて厳しい事態になっています。中国の公船は、連日尖閣諸島に来て領海侵犯を繰り返しています。我が国の実効支配を崩そうという挑戦です。後者は、例えば、尖閣諸島に公船の乗員や武装した漁民が上陸した場合、強制的な阻止や武力による排除はできませんから、好きなように居座られる事態になります。一度そうなれば、取り戻すことが至難だということは、韓国による竹島占拠を考えればわかるはずです。
今なすべき議論は、これらの問題意識を最低限共有した上で、“いかなる法整備をどこまでするのか”という中身の議論です。こうした問題意識がないなら、そもそも国会議員失格です。「廃案に追い込む」と言っている野党は、問題意識がないということでしょうか。
マスコミの酷さも目を覆います。中国の力による現状変更の動きも、一部の新聞しか伝えていません。きちんと伝えないままの新聞社やテレビ局ほど、単純な反対論一色になってい
ます。事実に基づいて多様な意見を供するマスコミの果たすべき責任を微塵も感じることができません。
より良い中身にするための議論をすることなく、今の政府案のままで成立させるのか、立法せずに隙だらけの現状のまま放置するのか、国会は明らかに機能不全です。”放置国家”
ではなく、「法治国家」を希求するべく、極論や感情論に左右されずに、国民各位にも是非お考えいただきたいと思います。 私も「中田宏チャンネル」などを通じて、皆様に役立つ情報発信に努めます。

※「宏報」とは、年4回、後援会向けに発行している後援会報です。