20150827_#067

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電通総研が行った「若者と仕事」に関する調査結果がとても興味深いので、ご紹介します。

電通総研、「若者×働く」調査を実施
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0813-004113.html

リンクのとおり、3割の若者が「できれば働きたくない」と答えたそうです。

真面目に論評するならば、
「何をたるんだことを!」
「働かなければダメなんだ人間は!」
「何が働きたくないだ!」
と期待されるのでしょうか。

「働」くことについては、最近著『失敗の整理術』(PHP研究所)で記しましたので、紹介させていただきます。

『(190ページ)
(3)使命感を持とう
働かなければ生きていけない

(略)
人間が生きるために働くことは当然のことだ。
働ける身体があるのに怠けている、生活保護を受ける、いつまでも親の庇護の下にいる、こうしたことは許されるべきではない。
なぜならば、人間以外の動物は、生きていくために獲物、食料を探して動き回る。
ひな鳥、カンガルーの子どもたちには親が餌を運んで来てくれる時期もある。
しかし、いつまでも親は餌を運んできてくれない
巣から出て、よちよち歩きながら、自分で餌を探し始める。
そうでなければ生き残っていくことはできない。
人間も同じだ。
人間社会だけは、働かなくても生きていけるなどということは、自然の摂理に反する。

利他の精神と行動が人間の特性
ただし、人間が他の動物と違うのは、本当に働けない人を思いやり、尊重して助け合っていくという仕組みを作れることである。
そこに人間の崇高さがある。
動物ならば、自分で餌をとれなければ死ぬしかない。
足の遅い動物、怪我して足を引きずっている動物は先に食べられる。
他者を思いやる、利他の行動を選ぶことができるから、人間社会だけが他の動物のような弱肉強食社会ではない。
働ける人間は働かなければならない。
まず、他の動物と同じく自らが生きていくために。
その上で、人間だからこそ他者のために働かなければならない。
(以下続く)』

今回のアンケートでは
設問「あなたのお考えに近いものをすべてお知らせください。(複数回答)」
の選択肢に
「働くのは当たり前だと思う」
「できれば働きたくない」
などがありました。
「できれば」働きたくない、です。
私だって「できれば」と付けられるのなら「働きたくない」を選ぶかもしれません。

活目に値するのは、「働くのは当たり前だと思う」が約4割を占め、「できれば働きたくない」よりも多かったことです。
日本人、若者の意識はなかなか大したものではないか、と思いました。

ということで「できれば!働きたくない」けれど、私だって働かなければいけないのです。


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