20150819_#061

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教科書採択が報道に取り上げられています。
今月6日には市長を務めた横浜市が「前回に引き続き”育鵬社”が採択された」とニュースになりました。このようなニュースは否定的・批判的な内容が多いものですが、そもそも教科書採択あるいは教科書問題とはなんでしょうか?

教科書採択とは、子どもたちが学ぶ教科書を定期的(通常は4年毎)に決めることです。教科書と出版社はいくつもありますが、その中から都道府県や市町村の「教育委員会が最終責任者として」教科書を決定することとなっています。

しかし、 ことがほとんどです。
現実には「教員が自分たちが使いたい教科書を選び、教育委員会はそれをそのまま追認」するというのが大方の実態です。

問題は、教員の意見は運動家・活動家あるいは日教組的といわれる思想背景を持った人たちが声を大きくして先導しているということです。その思想は端的には「国の否定」で、やれ革命だ・戦争だとさまざまな事件を載せながら「とにかく国というものは国民の権利を侵し、自由を抑圧し、いじめるものだ」ということを根幹に持つ教科書を推すのです。

こうした教科書ばかりはおかしいということから、育鵬社や自由社はより国に誇りを持てたり歴史的な観点をきちんと照らしている教科書を作りました。これらに対して、戦争賛美や愛国心を強要する教科書といった批判が出ているわけです。

国はだめだ、日本はだめだという自虐史観的な教科書はダメです。
一方、戦争を美化したり、国家全体主義が望ましいという教科書もダメです。

そもそも、選択肢となる教科書には文部科学省の検定基準があり、その範囲内で書かれた教科書でなければパスはされません。
しかしそれでも、前述の「教員」が積極的に選んできた教科書には、不確定だった慰安婦問題が断定的だったり南京大虐殺を中国の主張寄りに載せていたりとやはり問題がありました。

いずれにしてもさまざまな事実関係とも照らして教科書とは選ばれなければなりません。その意味では育鵬社教科書の与える影響は小さくなく、現在は他の教科書会社も自分たちの書いてきた内容の見直しを行っているようです。

さて、横浜市の教育委員会ですが、前述のとおり市長就任まではやはり教員意見追認の状況でした。
とはいえ就任後も(当然ですが)「(特定の教科書を)教科書を選びなさい」と指示したことは一度もありません。
重視して欲しいとしたのは、教育委員各自がそれぞれの教科書をきちんと読み込み、横浜の子供にふさわしい教科書について議論して、教育委員会として決定することでした。

ちなみに私も全ての会社の教科書を見比べています。
そこでわかるのは、読んでいないのに「自虐史観」「愛国主義」教科書と一方的なレッテルを鵜呑みにしないほうがよいということです。
教科書を全部読んだことがある・見比べたことがあるという人は多くはないかもしれませんが、今後の教科書採択問題のニュースはそうしたレッテル貼りには注意をして見ていただきたいと思います。


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