20150723_#042

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以前このブログでギリシャ問題について論じました。
「根本的な解決策のうちの1つは、ギリシャが徹底した緊縮財政をとって財政を立て直すことだ。」と締めくくりましたが、これに対して「ギリシャが緊縮財政を取れば当然に経済はどんどん悪くなり、そうするとギリシャは債務を一切返せなくなるのではないか」というご指摘をいただきました。
まさにその通りで、もう少し深堀りしてみます。

ギリシャが徹底した緊縮財政を取るということには必ずセットになるものがあります。それは債権放棄です。
ギリシャに対してお金を貸しているのは、かつてはドイツやフランスの民間金融機関でしたが、今は国際金融機関であるIMFなどです。
そのIMFが債権放棄を認めれば、今度はそのIMFから結果的に責任を負わされるのは債権国のドイツやフランスなどになってきます。
これをいやがっているわけで、そうなるとギリシャの緊縮財政だけでは経済は立ち直らないことになります。

そもそもユーロは矛盾を抱えていることは前回述べました。
財政力も経済力も違いながら統一通貨を使うわけですから、これから先も国際通貨として信用を維持し続けていくためには、徹底的にユーロの基準を厳しくして、厳格な財政や債務ルールを設けることが必要です。
そしてその厳格な基準を守れなくなった場合にはユーロから追い出しますが、金融不安になってからでは遅すぎて意味がありませんので、少しのルール違反でも金融不安になる前に追い出す、というような厳格さが必要になると思います。

今回のギリシャ支援再開は根本的な解決にはなっていません
私は間違いなく、数年後にはまた同じようなユーロ騒動・ギリシャ騒動が起こると思います。


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