「スーパーボランティア」が話題になっています。

その名は「尾畠春夫さん」御年78歳です。
もうテレビ等でご存じの方も多いでしょうが、山口県周防大島町で2歳の男の子が8月12日から行方不明になり、3日ぶりに発見したその人がこの尾畠さんでした。

行方不明になった当日からニュースが流れ、1日、2日と経つなかで
「なかなか厳しいかな」と思った方も多いのではないでしょうか。
正直私は
「川や沢に落ちてしまったのかなぁ?」
とも考えたりしていました。
発見の直後、お母さんも
「3日もたってもう駄目かなとの気持ちが大きかったので、目を開けてこっちを見た時、胸がいっぱいになった」
と心中を吐露しています。

今や「スーパーボランティア」と称される尾畠さんですが、7年前の東日本大震災では1年以上にわたって現地で活動したそうで、また2年前には大分県佐伯市で行方不明になった2歳の女の子の捜索に参加したり、その年の熊本地震そして今年の西日本豪雨でもボランティア活動をしています。

報道によれば尾畠さんは年金のみで生活していて、常にボランティアに行くことを基本としているそうです。
例えば、家で寝る時は茣蓙(ゴザ・蓙)で、なぜならばどこでも寝られるようにということだそうです。

以前の当ブログでは、災害時になぜ自衛隊が派遣されるのかを書きましたが、それは自己完結できる組織だからです。

2016/05/06「【ありがとうございます】自衛隊各位。馬鹿なTwitterもありますが」
http://nakada.net/blog/5138

尾畠さんも同じで、食料も寝るのも全て自分で手配しています。
ボランティアが怪我して二次災害となったら新たな負担を増やすことになりかねません。
尾畠さんは作業効率だけではなく安全な方法も考えて活動していて、他のボランティアにもどんどん意見を言ったり注意するそうで、これは年の功でしょう。

なぜ尾畠さんはここまでやるか?
7年前の尾畠さんの地元、大分県・日出町の広報紙にこうありました。

日出広報445

「今の自分があるのは周りの人のおかげ、困っている人がいれば手を差しのべるのはあたり前」
(尾畠さんの地元、大分県・日出町の広報紙2011年6月号より)

いや本当に立派です。
「久しぶりに」では失礼ですが、尊敬すべきお年寄りに出会った感じです。

それにしても警察の3日間で100人以上の大捜索で発見できなかったのはみっともないですが、そのおかげで尾畠さんを知ることとなりました。


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