中田宏チャンネル_180815_#799_JR北海道

7月27日、政府はJR北海道に来年度から400億円超の経営支援を発表しました。

JR北海道の経営が思わしくないからですが、特にここ2年は最高の赤字額を更新し続けています。
過去には平成28年度から「安全対策費」として、国の機関(鉄道・運輸機構)が1200億円を貸し付けてもいます。

なぜJR北海道が赤字になっているのか?
JR東日本・東海・西日本の本州の3JRは黒字で、ではJR北海道はハンディは何か?
広い・人口が減っている、そして雪が多いということです。

北海道には2031年に北海道新幹線が新函館北斗から札幌まで延伸されます。
これはプラスでしょうが、限定的です。
東京から新幹線で札幌まで行く人はまずおらず、やはり飛行機でしょう。

ですから爆発的に乗客数が増えて経営が急速に改善されることはありえません。
ただそれでもプラスで、JR北海道は札幌までの今までの路線を運行しなくなるからです。
これは何度も当ブログに書きましたが、耳を傾けない国会議員もマスコミも国民もいますのでもう1度、書きます。

それは、新幹線が開通すればJRは新幹線だけ運行して、それまでの鉄道は分離でき、しかしその路線は廃止できませんから第三セクター(三セク。国や地方公共団体と民間が合同で出資・経営する企業)が運営する羽目になります。
すでに函館までは新幹線が通ってますけれども、「道内いさりび鉄道」という三セクが木古内〜函館間で大赤字です。
結局、JR北海道の赤字が少し減ってその分北海道や函館市などの行政に付け替えられているだけです。

JRが昭和62(1987)年に発足してから約30年、国鉄が分割民営化されてから約30年です。
当時、国会議員ではありませんでしたが、同じように昭和60(1985)年に分割民営化され電電公社がNTTになったのと同じようにすればよかったと思います。
電電公社はNTT東日本と西日本に分割されました。

ずばり、JRも東日本が北海道を吸収合併するしかないと思っていました。

2016/03/03「【北海道新幹線】秒読みだけどケチつけます。あ、20年前からですが」
http://nakada.net/blog/4228

実際、昨年のJR東日本の株主総会では「JR北海道を支援すべきではないか」という意見も出たようですが、そうすれば北海道の豊かな観光資源を活かして「新生」JR東日本!は黒字転換できるのではないでしょうか?
そうでないと永遠にJR北海道は赤字と税金の垂れ流します。


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