コーヒーのスターバックス(スタバ)がプラスチック製のストローを止めて紙製に変えるとニュースになっています。

スタバは2020年までに、としていますが、読売新聞7月2日朝刊の記事によれば、ほかにも下記のような企業の発表や現地報道などがあるようです。

マクドナルド19年末までに英国と愛蘭土の全店舗でプラスチック製ストローを紙製に切り替え
ヒルトン世界650軒のホテルなどで18年末までにプラスチック製ストローの提供を停止

この背景にはプラスチックの環境に与える影響があるようです。
特に深刻なのが海洋汚染で、以前から捕鯨問題などを扱ってきたので知っていましたが、クジラやイルカなどの胃袋からかなりプラスチックが出てくるという例がありました。
また最近では、マイクロプラスチックという海の波や紫外線によって小さく細かくなったプラスチックを小魚が食べ、それをまた大きな魚が食べると連鎖にも至っているそうです。
そこでまずはプラスチック製のストローから止めていこうというのが先ほどの民間の取り組み事例ということです。

そもそもストローが世に出た当初は病院で自分でなかなか飲み物を持てない人に重宝がられたそうで、おかげさまで健常な私は
「使わなくてもいいんじゃない」
と思って、好みかもしれませんがストローでちゅうちゅう吸うよりガブッと飲んだ方が好きなのでストローを断っています。

ただ、この問題は民間だけでもストローだけでもない取り組みとして、各国や機関の発表や現地報道によると世界に広がりを見せています。

米国カリフォルニア州などはレジ袋の配布を禁止。シアトル市は今年7月からプラスチック製ストローや食器を禁止
欧州連合(EU)プラスチック製ストローや食器の販売を禁止、食品容器への課金などが提案
インド2022年までに使い捨てプラスチック製品を全廃する方針

世界的にプラスチックの使い捨ては転換期を迎えています。
日本では容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)で、ボトルのキャップやレジ袋など包装材として使われているプラスチックはリサイクルすることになっています。

こうした「廃プラスチック(廃プラ)」と呼ばれるものは日本国内で3割弱が、残りのほとんどは中国に輸出されて再利用されていたそうです。
ところが汚水や大気汚染などの環境問題が中国で表面化して輸入を急遽ストップ。
今、日本には廃プラが溢れています。

中国への廃プラスチック輸出量

これはやはり中国に輸出していた欧米も同じ状況なので、冒頭のような取り組みに繋がっているのでしょう。

ゴミについては「3R」とよく言います。
Reuse 繰り返し使う。
Recycle リサイクル。再資源化する。
Reduce 減らす。そもそも使わない。

小学生の時に最初にマクドナルドで食べたとき、
「これ全部、捨てちゃうの?」
とびっくりしましたけれども、すっかり慣れてしまいました。

これから先
「使わなくて済むものは使わない」
「やがてそういう時代が来る」
ということを受け入れていくことも、慣れでしょう。


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