7月6日、新興宗教「オウム真理教」の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫など7人の元教団幹部の死刑が執行されました。

猛毒の化学兵器「サリン」による無差別テロ事件をはじめ一連の事件によって24人を殺人、5,940人の負傷者を出す犯行に及びました。
7人のほかにもまだ6人の死刑囚がいます。

平成7(1995)年の地下鉄サリン事件は東京都心の地下鉄日比谷線・丸の内線・千代田線の三路線が霞ヶ関駅近くに来た時に車内でサリンを散布しました。

霞ケ関駅に向かう5つの地下鉄車両内でサリンを散布
(公安調査庁ウェブサイトより)

当時、国会議員でしたが、電車で通勤・移動していましたので、一歩間違えば被害に遭っていました。
国会裏の議員会館の近く、国会議事堂前駅の周辺にも救急車や消防車がものものしく駆けつけていたのを本当によく覚えています。

あれから23年、オウム真理教は名前を変えて活動しています。
「Aleph」「ひかりの輪」そして”山田らによる集団”はAlephから分派したグループで名前がないのでそう呼ばれているということです。

名称を変えるなどして現在も活動
(公安調査庁ウェブサイトより)

合計で1650人以上の信者がいるそうです。

オウム真理教組織現勢
(公安調査庁ウェブサイトより)

麻原の逮捕後、平成9(1997)年の信者数が1000人ですから、明らかにそれから増えています。
また年間で約100人の新規信者を獲得しているという数字もあります。

当時のオウム真理教はパソコンの安売りショップなどを経営してそこに来たお客さんなどを信者に勧誘していましたが、現在は例えば
「ヨガの無料教室に来ない?」
と言って勧誘するそうです。
本屋で何気なくヨガの本を手に取った女性に女性信者が声をかけるなど、われわれの身近なところで勧誘活動が今も行われているわけです。
当然Alephや過去にオウム真理教だったなどとは一切、言いません。

大学サークルを装った勧誘などもあるようで、決して入り口はヨガだけではありません。
そして行ってみて日数が経って打ち解けてから、
「昔、オウム事件ってあったけど、あれって全部ウソだったみたいね」
と投げかけられて感触を探られます。
私だったら
「そんなことないだろう、大変な凶悪事件だった」
とすぐ気付きますけれども、今の若い人は知らないから
「そうなんだ」
と思ってだんだん洗脳が始まっていくようです。

新規信者の8割が34歳以下で、うち6割が20歳代だということです。
ということは事件当時、小学生だったか、現在20歳代だったら事件は生まれる前後です。
当時のことは知らなくても仕方ありませんが、やはり大人になる中で、社会に関心を寄せていなければ、知らない間にオウムに限らずいろいろなことに巻き込まれます。

やはり新聞やテレビのニュースをチェックするか、それが難しければせめて当ブログは読みましょう。


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