中田宏チャンネル_180306_#688_働き方データ

最近の国会のニュースでは「働き方改革」と「不適切データ」という2つの言葉ばかりが飛び交っています。

「働き方改革」は今国会で安倍政権が最も力を入れている政策で、これから法案が審議される予定ですが、関係データに間違いが多くありました。
間違いの中身も明らかなケアレスミスから
「後で誰が見たってわかるだろう。なんでこんなことしたんだ」
というバカバカしいもの、また野党が主張するように
「都合がよいものだけでは?」
「捏造だ!」
と言われかねないものまで幅広です。

実はまだ「働き方改革」法案は国会に提出すらされていません。
国会では来年度の予算を審議中でしたが、働き方改革の法案審査を前に厚生労働省のデータを議論しているところで次々とミスが見つかり、結局そのものが暗礁に乗り上げている状態です。
安倍総理がデータを撤回、さらに裁量労働制は切り離しで法案に盛り込まないことになり、また法案提出も2月末から4月以降に先送りと審査前からケチがついています。

不適切データは、
(1)ある労働者の労働時間が1日24時間で「45時間」。
しかしその労働者の1カ月の労働時間が「なぜか減って」13時間24分。
(2)1日の残業時間の調査で、15時間超の残業者が複数いて、正規の8時間を加えると23時間勤務?となる
などの誤りですが、これらは単なるケアレスミスと捉えるべきなのでしょうか。
仮に捏造だとしても何のメリットもありません。
(3)一般労働者には1カ月の最長残業時間を、裁量労働者には1日の実労働時間を尋ねるなど計測方法が違う調査結果を同じテーブルで比較
などは野党が主張するように自分たちにとって都合のいい見せ方をしていると言われてもしかたがないでしょう。

政策を議論する上でデータが全て出揃っていること、そして正確であることは大前提です。
これでは議論になりません。


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