中田宏チャンネル_180301_#685_中国憲法改正

2月26日(月)、読売新聞の朝刊1面を見てゾクゾクっと背筋が凍りました。

「中国主席 任期撤廃へ…党提案 習氏 長期政権に道」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180225-OYT1T50068.html

他紙にも出ていましたが、中国が憲法で現在2期10年と定めている国家主席の規定を削除ということで、現在の習近平政権がずっと続いていくことになりそうです。

中国の最高権力者、習近平氏の代表的な役職は3つあり、相当する日本の役職は次のようになります。

中国
日本
共産党中央委員会総書記
自民党総裁
国家主席内閣総理大臣
共産党中央軍事委員会主席防衛大臣

中国で何といっても一番エライのは中国共産党です。
全権掌握&一極集中でよく「共産党独裁」と言われますが、イコール習近平独裁の状態となっているわけです。
日本の国会に相当するのは全国人民代表者会議(全人代)ですが完全に共産党がエライのでその指導下にあり、共産党が憲法改正案を提出すれば間違いなく可決されることを意味します。

習氏の主要な役職の任期は次の通りでした。

軍事委員会主席規定無し
共産党総書記1期5年。ただし再任は可能
国家主席2期10年まで

しかし記事の通り国家主席の任期撤廃ということですから習近平独裁がずっと続くということでしょう。

国家主席ポストは1954年に設置され初代に毛沢東氏が就任しましたが、その後、毛氏による文化大革命(共産党内の権力闘争)の大量虐殺を受けて1975年にはいったん廃止されました。
しかし1982年、鄧小平時代に復活。
ただし極度に権力を集中させないために任期が設けられました。

その任期を撤廃するわけですから、習政権の言論や報道弾圧、教育やインターネット規制、領土の拡張などは長期的に続いていくことを覚悟しなければなりません。
安倍総理をただ単純に支持するわけではありませんが、日本は総理や方針をコロコロ変えている場合ではありません。

また中国は5ほとんど年に1度の共産党大会ごとに憲法を変えていますから、日本の改憲にもイチャモンを付けないことを願います。


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