20150710_#034

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ギリシャ問題がこれだけ大きくクローズアップされているのはギリシャがEU統一通貨「ユーロ」を使っていることも要因です。

そもそもユーロ経済の目的は、アメリカや日本という経済大国に対抗するため、ヨーロッパの小さな国々が集まって利便性やスケールメリットを活かし大きな経済圏を作ることでした。
最終的には政治的統合までも目指してはいますが、経済や財政についての共通ルールを厳格化せず通貨統一のみを進めた結果、今回のギリシャ問題となりました。

輸出が好調なドイツと、観光とオリーブ輸出以外に主な産業がないギリシャを比べてみます。
経済力・税収力に本当はかなりの差があるのに、ユーロ下ではそれぞれの国の金利上下が存在しないので「一見すると」力の差は小さく見えます。
結果として世界経済不況から両国を含め経済力は上がらず、それでも輸出など経済が比較的に好調なドイツと、経済は厳しく、通貨は統一してもドイツとギリシャは同じ国になったわけではないので国税の再分配もないギリシャとでは、実際の状況は大きく異なり、ギリシャ単独で借金が膨らんだわけです。

今回の解決策は大きく2つでしょう。
1つは、EUの当初の予定通り、さまざまな分野統合をさらに進めるのであれば、今回でいえば「財政」に厳格な基準を各国に課してそれを遵守する運営をしていくこと。
もう1つは、たとえ一時、ギリシャの国民生活がさらに大変になろうとも、徹底した緊縮財政をとって財政を立て直す舵を切ること。
根本的な解決策としては、このどちらかしかないでしょう。

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