中田宏チャンネル_171225_#641_恋愛離れ

クリスマスを独りで過ごすことを「クリぼっち」というそうですが、はっきり言ってクリスマスにイチャイチャはしゃぐ軽薄な文化はホントに嫌いです!!!
でも、気持ちは分かります。

カラオケで人気のロックバンド「back number」の『クリスマスソング』の歌詞には大いに共感します。

「聖夜だなんだと繰り返す歌とわざとらしくきらめく街のせいかな」
「トナカイのツノなんか生やしてよく人前で出来るなぁ」

「そもそもクリスマスって何だっけ?」
と意味を考えたり
「何でその時にカップルができなければいけないの?」
と考えると好きになれる文化ではありませんが、でも一つのきっかけになるのでしょう。

12月12日の朝日新聞に「オピニオンフォーラム」『(耕論)若者の恋愛ばなれ?』という記事が載っていました。
「街角にクリスマスソングが流れる季節。かつて、当日、誰と過ごすかで盛り上がったが、いまは若者の恋愛への熱意が薄れてきたという。それって本当なの?」
という書き出しで始まっています。

3名のオピニオンが載っていましたが、マーケティング会社社長の牛窪恵(うしくぼめぐみ)さんは、
「今の20~30代は、恋愛を必需品ではなくて嗜好(しこう)品と捉えており、手間やリスクを考えると割に合わないもの、と考える人が多くなっている」
という意見でした。
なるほど。

早稲田大学助教のトミヤマユキコさんはこれは”イタイ”回避で、就職でも恋愛でも“成功したい”ではなく“失敗したくない”思考になっており
「失敗してもゼロに戻ればいい」
ということではなく”イタイ”を回避するという論です。
識者は気の利いた整理をしてくれます。

20歳代と話していると驚くほど口を揃えて
「出会いが無い」
と言います。
しかし思い出してみれば私の学生時代も出会いが“向こうから降って湧いた”わけではありません。
友達から
「合コン来ない?」
と誘われて行ってみたり、自分でセットしてみたり、仮に“出会いを求めていなかったら出会わなかった”のは今も昔も同じでしょう。

ただ現在は少し恋愛の匂い持ち出すだけで
「セクハラ」
「パワハラ」
と言われてしまう時代ですから、SNSや出会い系アプリで知り合うのも20歳代にとっては当たり前のことだそうです。
プロフィールや身分を証明して登録し、写真などを見ながら「会いたい」ボタンを押した者同士が二人やグループで会うのは時代の流れなのでしょう。

先の「back number」の『花束』には
「とりあえずは一緒にいてみようよ」
「とりあえずは僕は君が好きだよ」
煮えきらない若者を象徴しているようなフレーズもありました。


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