前回のブログでは財政が悪化して橋も信号も修繕できない事例を扱いました。
2017年10月4日「財政を立て直さなければ「希望」もない。自動運転もムリ!」
http://nakada.net/blog/10850

「財政が重要」ということは本ブログで何度も扱いました。
2017年8月3日「【横浜市長選】8年前、衆院選と同時に辞任した時の私の「遺言」」
http://nakada.net/blog/10297

横浜市長の経験から地方財政には取り分け思い入れが強いですが、それでは全国の知事や政令市長が財政にどれくらい頑張っているのか?
主宰するシンクタンク「日本の構造研究所」は複雑でも重要な問題を分かりやすく分析していますが、今回、月刊誌『正論』2017年11月号に寄稿しました。
『正論』2017年11月号
http://www.fujisan.co.jp/product/1482/new/

読者の皆さまは自分の住んでいる自治体の財政状況を気にしているでしょうか?
住民の関心がなければ政治家は放っておくものですからぜひ気に掛けて欲しいですが、いずれにせよ「次世代のために」と思って財政再建をどんなに文句を言われても取り組んだのは私くらいではなかったかと自負しています。

もちろんこのご時世、それぞれの自治体は財政状況をある程度は公表しているので見ることはできますが、それぞれ経済力や税収が違って相対比較が難しいため、職員も首長でさえもほとんど数字を気にしていません。

そこで今回、日本の構造研究所は比較できるよう、各自治体の知事・市長その人が就任してから「財政を好転させたのか」「悪化させたのか」に焦点を合わせて調査しました。

全国知事・政令市長財政再建ランキング
(『正論』2017年11月号より)

まず、都道府県(知事)のベスト10です。

1位 島根県 溝口善兵衛知事
2位 宮崎県 河野俊嗣知事
3位 愛媛県 中村時広知事
4位 岡山県 伊原木隆太知事
5位 青森県 三村申吾知事

6位 栃木県
7位 高知県
8位 長野県
9位 徳島県
10位 宮城県

決して大都市を抱えて財政が裕福そうな県が上位に来ているわけではなく、知事の「意志」が働いて財政再建に取り組んでいるからこその結果が伺えます。

続いて政令指定都市(市長)のベスト10です。

1位 浜松市 鈴木康友市長
2位 千葉市 熊谷俊人市長
3位 さいたま市 清水勇人市長
4位 堺市 竹山修身市長
5位 静岡市 田辺信宏市長

6位 福岡市
7位 名古屋市
8位 仙台市
9位 横浜市
10位 京都市

(いずれも調査は日本の構造研究所、平成29年7月末現在)

「借金はなぜダメなのか」
「なぜこのような結果になったのか」

の根拠は『正論』11月号をぜひご覧いただきたいと思いますが、全数字とランキングはウェブサイトに掲載しましたので、自身が住んでいる都道府県知事・政令市の市長が何位なのかはぜひ確認してください。

2017年10月4日「知事・政令市長 財政再建ランキング」
http://nakada.net/?p=10864


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