日本の本田真凜選手がアメリカのソルトレークシティーで行われていたフィギュアスケートの世界大会「USインターナショナルクラシック」で見事優勝しました。

これまでジュニア大会では相当な成績を上げていた彼女ですが、今回はシニアすなわちオリンピック出場権を得られる大会に初出場し初優勝したのです。
5人兄弟の彼女、妹には女優の本田望結さんがいますが、望結さんの愛らしい笑顔に勝るとも劣らぬ笑顔や表情、表現力でこれまでも話題になっていました。
政治の世界などと違いスポーツはお家柄や家系では勝てませんから、本当に実力のある素晴らしいご家族であると素直に思います。

本田選手は表彰台で日の丸が揚がるのを見ながら君が代を歌い、そして表彰式を終えた後、聞かれた記者に次のように答えたそうです。
「大人になったので、歌ってみました」
日本を代表する選手として素晴らしく、かっこいいと思います。
日本代表の選手はもちろん「日本の代表」として世界に出ているわけですから、国歌を歌うのはごくごく自然なことでしょう。
それは私たちが日本という社会で暮らしていて国歌を歌うのも同様です。

先日、川淵三郎さんと対談したときに、まさにこの話になりました。
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Japanist 34号 ■対談 川淵三郎ー中田宏 「後ろを振り向いている時間はない」
http://www.compass-point.jp/japanist/japanist034.html

川淵さんといえばJリーグの初代チェアマン、日本サッカー協会の会長を経て、最近では平成27(2015)年にバスケットボール界を統合させ日本バスケットボール協会のエグゼクティブアドバイザーを務める方です。

川淵さんはこのように語っていました。
川淵「代表選手になって、ワールドカップに出たいと思うのも国を代表して戦いたいわけでしょ?であれば、国のことを思わないわけがない。それならちゃんと国歌をうたえよってことですよ。にはずっとその気持ちがあって、監督や責任者には口酸っぱく言っていました」

一方、教育やスポーツの現場では
「君が代を歌うな」
「歌うことが思想教育だ」
など本当に嫌になる意見があります。
そこで川淵さんに敢えて次のように伺いました。
中田「スポーツに政治を持ち込むなといって、国歌をスポーツの場で歌うと思想教育に良くないとか、思想の統一に繋がるなどと言う人もいます」

これに対し、川淵さんは次のように明快に答えました。
川淵「まったくくだらない話だよね。外国を見てみろって言いたい。フランスやイギリスが優勝したときに選手たちが国歌を歌っている姿を見ると、素直にかっこいいなと思うよ。各国がそういう場で自国の国歌を歌うのは誇りを表現しているということでもあるんだから。それを国粋主義だのなんだのって、そんなの関係ないでしょう。国を代表して誇りプライドを表現するのは世界では当たり前のことです」

「歌うこと」や「歌わないこと」を強制するなどいずれも押しつけるべきことではなく、不毛の議論です。
自然に出てくる、自然にそのようになる社会でありたいものです。


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