中田宏チャンネル_170919_#575_解散風

台風18号が日本列島を横断している最中に、永田町・国会にも”解散台風”が吹き荒れました。
16日土曜日には「安倍総理、解散決断」というニュースが流れ始め17・18日の連休は連日「衆議院解散」一色となりました。

現衆議院議員は平成26(2014)年12月14日の総選挙で選ばれ平成30(2018)年すなわち来年12月までの4年任期です。
任期を完全に満了することもないわけではありませんがほとんどは途中で解散されますから、残り1年余りでどのみち選挙で、安倍晋三総理としてはいまを解散と選んだのでしょう。
今月末に召集される臨時国会冒頭で解散、投票日は10月の22もしくは29日と囁かれていますから10月中の選挙となります。
そこで問われるのが「タイミング」と「大義」となります。

「タイミング」についてはすでに野党からは
「北朝鮮問題がいま緊迫している中で政治空白があっていいのか?」
「このタイミングじゃないだろう!」

といった声が上がり、一方で安倍総理について伝わってくるのは
「北朝鮮問題は長期化する」
「従って先に解散して議員をしっかりと選び直す」

といったことですが、どちらが当たっているかは今後を見て判断するしかありません。
もう一つの「大義」ですが、こちらも現段階ではわかりません。
今、安倍総理は国連総会出席で訪米中で、出発前に「帰国してから説明する」としています。
国民にとってもっともな大義となるか否かはその後です。

ここまで書きましたが、ところで安倍総理はまだ「大義」はおろか「解散する」とは一言も言ってはいません。
安倍総理が与党すなわち自民・公明の幹部に伝えたとマスコミが報じているだけですが、しかしこの解散風というのは台風と違っていったん吹き始めたら絶対に止まることはありません。
仮に安倍総理が帰国して、「今回はこういう解散だ」と説明したところ国民から「それは薄い大義」と反発が出て、与党が「これでは厳しいので止めよう」として総理が「解散やめます」ということは100%あり得ません。
そうなれば総理の求心力は一気に低下して「死に体」内閣になってしまうからです。
ですからこうなったらもう100%解散です。
今、衆議院議員や全候補者が考えていることは、もうとにかく「選挙事務所を探せ」「スタッフ・人を集めろ」そして「ハゲー!」ではなく「カネー!(選挙資金)」ということです。


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