中田宏チャンネル_170821_#555_大川村

”あの”高知県の大川村(土佐郡)を訪れました。

四国のど真ん中にある小さな村で、6月15日のブログで「もしかしたら議会を廃止するかもしれない」というニュースを扱った村です。
6月15日『議会を廃止?直接、政治ができる?これ、大チャンスじゃん!』
http://nakada.net/blog/9826

大川村は平成27(2015)年の最新の国勢調査で人口は396人、島嶼部などを除いて全国最少の市町村で、最盛期の昭和35(1960)年の4114人から1/10に減っています。

今回、和田知士村長にお話を伺って初めてわかったことがありました。
image大川村1
(和田知士・大川村村長と)

マスメディアの
「限界集落、過疎の村である」
→「だから村議会議員のなり手がいない」
との報じ方には誤解があり、実際は「お年寄りも相当に元気」で、若い人たちも大いに頑張っているということです。
「大川村地域おこし協力隊」メンバーとして首都圏から村に転入してくる人もいれば、お目にかかった大川村生まれで花卉生産業を営む山中教夫さん(36歳)は「標高800mの村は気温が低いので出荷時期をずらせる」ことを売りにしてトルコキキョウやユリなどの栽培を行い、従業員5人の規模までビジネスを拡大させました。
image大川村2
(山中敦夫さん 大川村生まれ 花卉栽培業 36歳)

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(トルコキキョウ)

image大川村4
(出荷時期のユリ)

「過疎だから」議員のなり手がいないのではなく、「事業と議員の兼業は困難」だったり、また「小さい村だけに誰が誰に投票したか推測できてしまう」ようななかで議員を選ぶことの難しさが、議会存続の議論につながっているのです。

実際に大川村を訪れてみて多くのことを学びました。
村にはラーメン屋も焼肉屋もお寿司屋もないそうですが、年間約40頭しか出荷されない「大川黒牛」がありました。
image大川村5
右)大川黒牛の牛丼
左)土佐はちきん地鶏の親子丼

両丼とも実に美味しかったのですが、大川黒牛を食べるには村に行かなければならないというのがミソです。
全国に流通しているブランド牛とは違って”流通していない”ブランド牛です。
このような個性を活かしながら、頑張っている若い人たちと一緒に大川村は発展して欲しいと思います。


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