中田宏チャンネル_170815_#551_終戦記念日

今日、8月15日。
カレンダーには「終戦の日」と書いてあるものも見受けられますが、国が法律で定めたものではありません。

かねてから「終戦の日」には違和感を覚えてきました。
「終戦」では戦争が自然に終わったかのようで他人事のように聞こえてしまうからです。
むしろ「敗戦の日」と称した方が日本や国民にとって主体的な価値を含んだ言葉になってより理解がしやすいのではないでしょうか。
「敗戦」と捉えると、
・軍国主義の国にしてはならない、
・無謀な戦争に突っ込んでいってはならない
・大東亜戦争は追い込まれた戦争の一面があることも事実だが、それならば追い込まれないような外交や安全保障、国際関係を日本の基本に据える
といった教訓が生まれて来ます。
こうした教訓の上での平和の希求を日本国民は求めていると思います。

ただ平和の創造の方法についてはしっかりと考える必要があります。
平和は”願うだけで”実現するものではありませんし、逆に平和を脅かす隙やきっかけを作ることにもなりかねません。
平和を希求するための具体的なアクションが日本国として必要です。

「終戦の日」の由来について考察してみると、引揚者給付金等支給法(昭和32(1957)年施行)で「引揚者」の定義のために「8月15日」や「終戦」が使われており、これが後に「終戦の日」につながったのかもしれません。

引揚者給付金等支給法(昭和32(1957)年施行)
(定義)
第二条  この法律において「引揚者」とは、次に掲げる者をいう。
一  昭和二十年八月十五日まで引き続き六箇月以上本邦以外の地域(以下「外地」という。)に生活の本拠を有していた者(略)、終戦に伴つて発生した事態に基く外国官憲の命令、生活手段の喪失等のやむをえない理由により同日以後本邦に引き揚げたもの

いずれにせよ「自然に終わった”終戦”」ではなく「受け入れざるを得なかった”敗戦”」によって日本は再スタートを切り、今日があります。
戦前と戦後ではさまざまな変化がありましたが、憲法は特にその象徴でしょう。
日本国憲法が制定された敗戦直後と現在ではまた時代も大きく違いますので、憲法の見直し・改憲が必要と考えます。


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