中田宏チャンネル_170803_#544_横浜市長選挙

7月30日(日)に横浜市長選挙が行われ、現職の林文子市長が三選を決めました。

当選林文子無所属・現59万8115票
長島一由無所属・新26万9897票
伊藤大貴無所属・新25万7665票

投票率は37.21%で、前回よりも8.16%増えていますが相変わらず30%台と低調でした。
結果は”2期8年の林市長へ一定の評価”と”対立候補2人のパンチ不足”というところでしょうか。

8年前、横浜市長の引き継ぎの際に林・新市長に政治的・政策的なことを申し上げたことはほとんどありませんが、唯一の”遺言”として伝えたのは
「財政規律は守って欲しい」
ということでした。
自治体の長は当選すれば極端にはフリーハンド(何でもやれる)ですが、しかし今日の政治家の役割として次世代のために財政を守ることは極めて重要と考えたからです。

私が主宰しているシンクタンク「日本の構造研究所」は市長在職二期以上の政令指定都市の財政状況を調査したところ、林市政2期8年の財政運営は“なんとか及第点”という結果となりました。

20政令指定都市のうち、市長が二期以上は14市、林・横浜市政の主な財政状況は次のとおりで、順位は10位、総合計でも数字はマイナスとすなわち良くなっています。

地方債現在高
(借金)
0.62%減
実質公債費比率
(税収に対する借金返済の割合)
1.92%減
将来負担比率
(税収に対する将来を含めた借金の割合)
6.04%減

横浜市政ではそもそも議会の予算や財政「チェック」はきちんされずむしろ議員や会派は予算「要望」を繰り返し求め、どんどん財政が悪化してきたのが今までの歴史です。
首長がその手綱を緩め気を抜けばすぐに財政は悪化しますから、林市長には今後もぜひ財政規律を守る市政運営を期待します。


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