中田宏チャンネル_170728_#540_市営住宅

福岡県・北九州市で市営住宅でのルール破りが問題になっています。
犬や猫を飼ってはいけないルールがあるのにペットにしたり、1階住民がベランダ前で無許可菜園を作るなどの規則破りがあり、近隣の同じ住宅内の住民が猫の出入りや糞などの被害を被って不快な思いをしているという問題です。

単にルールが存在するだけではなく、
「違反したら退去勧告に異議を唱えない」
と承諾書にサインして入居しているはずなのに、そういうことを堂々と行っているわけですから確信犯です。

北九州市だけではなく日本全国の公営住宅がこのような問題を抱えています。
横浜市長時代に、このような問題を役所内で議論したのを覚えていますが、犬や猫などのペットだけではなくヘビを飼っているという事例もありました。

違法駐車も問題で、市営住宅の敷地内に駐車許可はもちろん車庫証明が出ていないにもかかわらず駐車したり、さらには居住者ばかりか近隣住民までが「ここは停めていい場所だ」と駐車をしていましたが、違法駐車車両があると消防車が進入できなくなるため大変危険です。

家賃の未納・滞納も大きな問題でしたが、なかでも私が断固たる姿勢で厳しく臨んだのは「高額所得者の居座り」の問題です。
市営住宅には収入制限があり、低所得者の方にとっては福祉的な意味があるわけですが、入居後に収入基準を上回る所得を得られるようになっても居座るケースがあったため、それに対しては厳しい姿勢で臨みました。
民間の賃貸住宅はもっと厳しいでしょう。
ルール違反が許されない雰囲気が強く、そうなれば契約更新出来ないのが普通ですが、公営住宅は甘過ぎる面があるので制度を変えなければダメだと思います。

別の議論になりますが、かねてから不思議に思っていたことに私立学校と公立学校の生徒指導に対する姿勢の違いがあります。
私立の校則は厳しく、それに違反するとかなり厳しい生徒指導が行われますが、公立の中学・高校では何でも許されて「公立だからしょうがない」という傾向があります。
なぜ公立だとしょうがないのかと考えると、結局のところ「価値観を押し付けられない」ということでしょうか。

公立学校にはいろいろな子供たちが居るからそう簡単ではないし多様性が必要だという考え方があるように、公営住宅も公立学校のように生き方や個人的な価値観をその人に押し付ける必要はないし押し付けてはいけないという論が成り立つかもしれませんが、やはり最低限のルールは守られるべきです。

例えば犬や猫を飼わないことは最低限のルールとして、このようなルールを守れない人たちに対しては厳しく対応すべきだと考えますが、皆さんはどう思われますか?


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