7月23日、大相撲・名古屋場所が終わりました。
横綱・白鵬が39回目の優勝を飾りこちらは歴代ダントツの一位ですが、今回は加えて元大関・魁皇の通算1047勝を抜いて最多勝利数も歴代一位となった節目の場所になりました。
今から9年前、すでに横綱だった白鵬に会いましたがその時と比べて今の白鵬関はもっと大きく力強くなっていて、ますます進化する横綱としてこれからも楽しみです。

実は今回の名古屋場所、9日目(17日・海の日)に観覧しました。
そしてありがたくご縁があって、取り組み終了後に高田川部屋にお邪魔をして力士の皆さんと「ちゃんこ」をご一緒しました。
角界一と名高い高田川部屋のちゃんこ、塩ちゃんこを美味しく頂きました。
午後7時頃からビールとともにいただいていたところ、ほどなく高田川部屋の現在の出世頭である前頭4枚目の輝(かがやき)関が帰ってまいりました。
20170717高田川部屋

私たちがちゃんこをいただいている目の前、1m余りのところで元関脇・安芸乃島の高田川親方が若手から順番に今日の相撲について指導していましたが、輝関にはいっそう厳しく叱責しました。
師匠の指導中、輝関はずっと直立不動で立ちっぱなし、その傍らで我々はちゃんこを食べていましたが、本当に厳しい指導でした。
立ち合いから始まって技術的指導にとどまらず
「お前は上に上がりたいのか?」
と精神的なことや本人のモチベーションの話まで、今日日(きょうび)普通の会社で言ったらパワハラと言われるようなことまで親方から厳しく実に30分ほどにも及ぶ指導でした。

輝関が当日に戦った相手は、実は、横綱・白鵬でした。
しかも横綱に初挑戦、そして敗北。
あくまで素人考えですが、横綱・白鵬に初挑戦で負けてここまで厳しく言われるのかというほどに本当に凄まじい指導でした。

横で食事をご一緒した高田川部屋所属の行事・式守勘太夫さんが、
「親方はもっと上に行けると思ってるし、もっと上に行って欲しいんだよな」
「だから厳しいんだよ」
と解説してくれましたが、本当に凄いものでした。

しかし、驚いたのはその後です。
親方に
「もういい、食事しろ」
と言われて輝関がようやく食事を始め、わずか15分か20分でばーっと食べました。
そしてその後、なんと我々の横の土俵で輝関はまわしをもう1回つけ、ほどなく親方も再び現れて夜稽古を始めました。

もともと相撲好きで何回も見に行っていますし、最近は相撲ブームです。
「勝った、負けた」
「立ち会いが良くなかった」
「粘りがなかった」
などと言うのは簡単ですが、実は相撲部屋に行ったのは初めてでもあり、この厳しい世界の現実を目の当たりにしました。
輝関は現在23歳、
「最近の若い者は…」
という世代です。
その23歳が本当に努力して厳しい勝負の世界でさらに上を目指している。
身が引き締まりました。
「私も頑張ろう」
そう思いました。


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